銭湯で自分のちんちんが小さく感じる理由についての考察

導入


銭湯に行った際に、周りの人に比べて自分のちんちんがなぜか小さく感じた。


2016年にイグノーベル賞を受賞した論文(http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0042698906002112)にある
『股のぞき効果』を用いてこの謎を解き明かした。


股のぞき効果
股のぞきとは自身の股の間から顔を出し、逆さまにものを見る日本の民俗風習のひとつである。




股のぞきをすると、直立した状態に比べて景色や物が小さく縮んで見えること(錯視)が起こる。
この錯視が起こることを股のぞき効果という。
論文では、錯視の原因は視界が逆さまであるためではなく
前かがみになる姿勢などの体感が原因であると示した。


今回の実験では、股のぞきではなく、直立し首を下に90度曲げ、自分のちんちんを見る姿勢でも股のぞき効果が起こりうるのかを調査した。

股のぞき効果が確認された場合、私のちんちんは小さくなく、股のぞき効果が原因であると証明される。



方法



被験者
男性15名


試料
ちんちんに類似した大きさの板を用いた。
日本人の平均ペニスサイズが明らかに! | TENGA FITTING(テンガフィッティング)にある
日本人男性のちんちんの平均サイズ
長さ13.56センチ、幅3.19センチを参考にせず、
長さ8センチ、幅2.5センチの板を用いることにした。
理由は明示しない。


条件
試験は3つの条件からなり
被験者は5名ずつ異なる条件で
その板の長さをミリ単位で目視で推測してもらった。
各条件は以下に示す。


1 直立し、水平に目から80センチのところに板を設置した。
以下、正面チンとする。




2 直立し、首を90度曲げて目から80センチの距離に板を設置した。
以下、自チンとする




3 1人が直立しその真横5メートルの場所に
もう1人が立ち2の条件と同様の場所に板を設置した。
以下、他チンとする。




正面チンと自チンを比較することにより股のぞき効果が発生しているかどうかの確認し
自チンと他チンで実際の状況に即した比較を行った。



結果





考察



結果を見て、「え、ほとんど差がないじゃん」と思う人も多くいるかもしれない。
これがデータの怖いところである。
このように、単にデータを示しただけでは誤解を招く恐れがあるので
わかりやすくグラフで考えていく。


まずはじめに正面チンと自チンの条件を比較する。
これは首の動きのみで股のぞき効果があるかを確認するために行った。


これをグラフに示す。



データだけでは違いをほとんど感じなかっただろう。
自チンを圧倒的に小さく間違って認識していることがわかる。
よって圧倒的な股のぞき効果を確認することができた。
やはりグラフにするとよくわかるのである。


ちなみに、実際の状況を考えるとこうなる。




目の前に飛び込んでくる正面チンを見て、あなたはすこし動揺してしまうかもしれない
なぜなら、自分のちんちんが小さい気がするので。
でも大丈夫、冷静になってほしい
これは股のぞき効果なのだから。



次は自チンと他チンのデータで比較を行う。
グラフは以下のようになった。





そう、錯覚してしまっているのだ。
明らかな錯覚がおきている。
股のぞき効果で相手の方が大きいと感じてしまっている。
グラフが明確に示してくれている。



結論



首のみの動きでも股のぞき効果はあると感じる。


小さくないにも関わらず私のちんちんを小さいと感じたことは大きな誤りであり、
むしろ今回の頑張りを考慮すると大きい方と言ってもいいだろう。


なお今回は、板を用いて代用したが実物を用いれば
もっと現実に即した結果が出ると思うので今後検討したい。


また、今回の研究結果は、あくまで普通以上のちんちんが小さくないことを示すものであり、
実際に小さいちんちんをお持ちである皆様の場合にそれを否定してくれるものではない。
これは非常に悲しいことではあるが
皆様にはその小さいという事実を「これは股のぞき効果だ」と
私のように現実逃避くれたら幸いである。